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広島県最大級の三ツ城古墳|古代を感じる映えフォトを撮ろう!
三ツ城古墳の魅力や楽しみ方をご紹介!
三ツ城古墳とは、広島県東広島市西条町にある広島県最大級の大きさを誇る前方後円墳などの古墳群で、国の史跡に指定されています。
今から1500年以上前の5世紀前半に造られたとされる古墳で、平成初期には当時を思わせる姿に復元。現在は三ツ城公園としてたくさんの人たちに親しまれるスポットになっています。
今回の記事では、ボランティアガイドの徳永さんから三ツ城古墳の歴史や魅力を教えていただきながら、ディスカバー東広島のスタッフが散策してきましたので、皆さまに三ツ城古墳の魅力や楽しみ方をご紹介していきます!
目次
三ツ城古墳とは?
三ツ城古墳は、前方後円墳や円墳といった3基の古墳から構成されています。
その中でも一番大きな古墳が、第1号古墳(前方後円墳)です。今から1500年以上前の5世紀に造られたとされ、全長92mの大きさは県内最大級!
- そもそも古墳とは?
- 3世紀から7世紀にかけて造られた墳墓(土を盛ったお墓)のことです。大王や貴族、地方豪族など、当時の権力者たちのお墓として競うように造られたとされています。そんな古墳は全国に16万基あると言われていますが、その中で、鍵穴の形をした前方後円墳は約5,000基ほど。三ツ城古墳にもそのうち1基があります。
三ツ城古墳の大きさや収められていた埋葬品から、安芸の国を支配した豪族のお墓とも言われています。
江戸時代は城跡だと思われていたそうですが、昭和時代に古墳であることが発見され、平成初期に復元作業を開始。公園として整備されたそうです。


三ツ城古墳の楽しみ方3選
広島県最大級の古墳で映えるフォトを撮影♪
三ツ城古墳の再現性は日本一とも言われています。
古墳は木々が生い茂った山のようになっていることもありますが、三ツ城古墳では古墳が造られた当時の、本来の姿を見ることができます。
古墳の周りにある階段や坂を上がると、まるで古代にタイムスリップしたような感覚を体感できます!
さまざまな場所から写真をパシャパシャと撮影。
古代を感じさせるような写真を撮影して楽しむこともできるスポットです!


ぜひお気に入りのアングルを見つけて、思い出の写真を撮ってみてください!
古墳を取り囲む1800本のはにわ!
三ツ城古墳を取り囲むはにわは、10種類以上で1800本!
はにわは、盛り土の崩れ防止や死者の魂をしずめるため、また俗界と聖界を分けるために設置されたとも言われています。
時をも支配するとされる「鶏型はにわ」、権力や武力の象徴である「馬型はにわ」など、権威の象徴でありながらも、どこか愛らしいはにわたち。ぜひお気に入りのはにわを探してみてください!


手を打てば古代に響くロマンの音!?
前方後円墳(第1号古墳)と円墳(第2号古墳)の間にある階段。
ここで手をたたくと・・・
パンという音とは別に、変わった響きがします。どんな音が聞こえるかは、実際に三ツ城古墳へ行って試してみてください!
※私は「キュッ」みたいな音が聞こえました。
ちなみに前方後円墳(第1号古墳)側にある円墳(第2号古墳)の階段を3段くらい降りた場所が、良く音の聞こえるポイントですよ!
三ツ城古墳をより楽しむためのオススメ情報
ボランティアガイド
「発掘調査で埋葬場所が見つかった時、そこは真っ赤だった!」など、まだまだ逸話がある三ツ城古墳。
三ツ城古墳のことをもっと詳しく知りたい人は「ボランティアガイド」を頼むのがオススメです!地元のガイドさんが、古墳の成り立ちや発掘時の様子などのお話を聴きながら案内していただけますよ。


詳しくは以下のバナーよりボランティアガイド詳細ページをご覧ください。
三ツ城古墳ガイダンスコーナー
三ツ城古墳から歩いて2分のところにある中央図書館内には、三ツ城古墳のことを学べる「三ツ城古墳ガイダンスコーナー」があります。


古墳づくりの様子が分かるミニチュアや、実際に発掘されたはにわや、棺から出てきた埋葬品を見ることができるので、三ツ城古墳のことをもっと知りたい方にオススメです。

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